Werkbundとは? ― 厚肉ハンドメイドの存在感
2014年、ロシア・ニジニノヴゴロドで誕生したクラフトブランド「Werkbund Hookah」。
その特徴は、一点一点が職人の手による“厚肉ハンドメイド”。
同ブランドのボウルは「hookah」「ボウル」「炭トング」など、すべてがハンドクラフトで作られています。
“No two are the same.” Werkbundの魅力は「個体差」にあります。
欧州ではもちろん、日本のシーシャ専門店でも“handcrafted”と明記され、クラフトマンシップの象徴的存在として扱われています。
Werkbundがシーシャ現場で注目される理由
1. 厚肉×白土クレイが生む“味の安定”
Werkbundのボウルは肉厚設計。白土系クレイを高温で焼き上げるため、熱が優しく馴染み、味が長持ちします。
特にダークブレンドやシロップ多めのミックスで、焦げにくく“甘みの持続”が際立つのが特徴。
2. 釉薬仕上げで洗いやすく、香り移りが少ない
釉薬モデルは表面がガラス質でコーティングされ、洗浄しやすく、フレーバー残りが少ない。
回転運用にも向くため、カフェ現場ではメンテナンス効率も◎。
3. SNS映えする造形と色彩
「Zeus」「Egypt」「Medieval」などの代表モデルは、陶芸作品のような存在感。
釉薬の色味やレリーフが光を反射し、写真で映えるため、SNS集客にも貢献します。
主なラインアップと特徴
| モデル名 | タイプ | 特徴 | タバコ量 | 適性 |
|---|---|---|---|---|
| Zeus(ゼウス) | Phunnel | 万能型。汁多めミックスにも◎ | 15–20g | HMD運用 |
| Egypt(エジプト) | 多穴 | ドライパックやクラシック煙質向け | 12–15g | フォイル運用 |
| Medieval / Heraldic | 装飾系 | 見た目重視。展示・写真向け | – | ディスプレイ向け |
現場導入の初期ロットは、Zeus釉薬3色×各2個+Egypt2型=8〜10個がおすすめ。



現場運用:Werkbundを“使いこなす”ためのセットアップ
HMD(Zeus系)
- タバコ:15–18g(ふんわりセミドーム)
- 炭:ココナッツ炭3個スタート→ピーク後2個+蓋オン
- 味が鈍ったら軽く攪拌&通気確保
- 5分目安で熱が安定、そこから約60分持続
フォイル(多穴 or Zeus)
- 二重フォイル+外周密孔
- 炭3個→味が立ったら2個へ
- 厚肉ゆえ立ち上がりは遅いが、一度乗れば安定感抜群
メンテナンスのコツ
- 釉薬モデル:中性洗剤+軽いスポンジ洗浄→十分乾燥
- 素焼き部:水分が残るとひび割れの原因に。完全乾燥を徹底
- 貫入(微細ひび)はガラス質の自然な表情で不良ではない
Werkbundが愛される理由 ― “味”と“映え”の両立
Werkbundの魅力は、安定した煙質と唯一無二の見た目。
厚肉クレイがもたらす熱安定性と、釉薬の光沢が生む“ビジュアル訴求力”は、まさに現場で結果を出すボウルです。
「味の持続」と「見た目の印象」──両方を求めるなら、Werkbundで決まり。
よくある質問(FAQ)
Q1. Werkbundは初心者スタッフでも扱えますか?
A. はい。厚肉ゆえに火の許容幅が広く、HMD運用では失敗が少ないです。
Q2. 洗浄で注意すべき点は?
A. 釉薬モデルは中性洗剤でOK。素焼きタイプは乾燥重視です。
Q3. フレーバーの味に違いは出ますか?
A. はい。Werkbundは“熱の馴染み”が穏やかで、味の立ち上がりが滑らかになります。
Q4. SNS用に写真を撮るコツは?
A. 自然光+ロゴ入りプレート上にWerkbundを置くと“映え”が倍増します。
Q5. 他ブランドとの違いは?
A. OblakoやJaponaが軽快な立ち上がり重視なのに対し、Werkbundは“粘りと安定感”が特徴です。
まとめ:Werkbundで「味と体験」をアップグレード
Werkbundは単なる器具ではなく、お店の空気を変えるプロダクト。
導入初日からSNS反応が上がり、常連指名が増える──そんな事例が多数出ています。
次の仕入れ候補は、Zeus釉薬×3色+Egypt2型の計8〜10個。実際に試して、その“クラフトの深み”を確かめてみてください。
👉 仕入れ・導入相談は Shisha Amigo までお気軽にご相談ください。
