シーシャ文化が盛んなロシアで、2020年に誕生したThor Bowls(トールボウル)は、短期間で世界中にファンを広げたボウルメーカーです。
モスクワで製造され、半磁器を使った二度焼成による耐久性と低吸水性が最大の特徴。
今回は、公式カタログや現地メディアの情報をもとに、人気モデル・使い方・購入導線を徹底解説します。
Thor Bowlsとは(ブランドの現在地)
2020年創設/モスクワ製造/200社超の流通網
Thor Bowlsは、30年以上のセラミック経験を持つチームにより2020年に設立されました。
製造拠点はモスクワにあり、ロシア国内外で200社以上のディストリビューターを通じて展開。
OEM生産も20件以上受託しており、業界内で信頼を得ています。
Chabacco資本参加と市場拡大の背景
2021年11月には、人気シーシャタバコブランドChabaccoが資本参加。
これにより、量産体制と販売網がさらに強化され、欧州や中東、アメリカ市場へも進出が進んでいます。
素材と製法(なぜ丈夫で味が出るのか)
半磁器・二度高温焼成(1240℃超)の特徴
Thor Bowlsは、semi-porcelain(半磁器)を素材に採用。
さらに、1240℃を超える高温で二度焼成することで、非常に高い密度を実現しています。
これにより、低吸水性(シロップが漏れにくい)と耐熱衝撃性(急冷・急加熱に強い)が生まれます。
耐久性・低吸水性・洗浄のしやすさ
高密度ゆえに「木床に落としても壊れにくい」と公式FAQで説明されるほど耐久性があります。
ただし、タイル床は注意が必要です。
また、喫煙直後に水で洗浄しても問題なく、釉薬が温度差に耐える仕様になっています。
モデル別ガイド(クラシック/ファンネル/ハイブリッド)
Titan/Classic:万能ボウル
- 特徴:広めの接地面でタバコを均一に加熱できる。直炭・HMDの両対応。
- おすすめ用途:店舗での回転率重視のセッションや日常使い。

Alien:ファンネル型の特徴
- 特徴:ファンネル形状でシロップ漏れを防ぎ、味のクリアさを強調。
- おすすめ用途:フルーツ系など風味を鮮明に楽しみたい時。

Evil Screw:ハイブリッドで強め向き
- 特徴:大きめの孔と容量設計で、強めのブレンドや長時間セッション向き。
- おすすめ用途:濃厚・強めのフレーバーを愛好するユーザー。

実運用Tips(詰め方・加熱・ケア)
HMD(カラウド等)との互換性
Thor Bowlsは、公式FAQで「カラウド有無どちらでも使用可能」と明記。
直炭派にもHMD派にもフィットする設計です。
耐衝撃性と洗浄方法
- 落下耐性:木床なら破損しにくい
- 洗浄:直後洗浄も可だが、長寿命化のためには冷ましてからが推奨
モデル×用途クイック表
型 | 代表モデル | こんな時に |
---|---|---|
クラシック | Titan / Classic | 汎用・直炭/HMD両用、店舗の回転運用 |
ファンネル | Alien | クリアな味・汁多め配合 |
ハイブリッド | Evil Screw | 強め・長時間・通気量アップ |
FAQ:日本のユーザーからよくある質問
Q1. 喫煙直後に水洗いしても大丈夫?
A. 釉薬の耐熱性が高く直後洗浄も可能ですが、長持ちさせたいなら冷ましてからがおすすめ。
Q2. どのHMDが一番相性いい?
A. Kaloud Lotusを代表とする一般的なHMDと互換性があります。
Q3. タイル床に落とすと壊れる?
A. 高密度ですが、タイルへの落下は破損の可能性があるため注意。
Q4. 他ブランド(Oblakoなど)とどう違う?
A. Oblakoは粘土主体で吸い心地重視、Thorは半磁器で耐久性重視。店舗導入にも向きます。
まとめ:Thor Bowlsを選ぶ理由
Thor Bowlsは、「丈夫で漏れない、扱いやすい」を軸に成長してきたロシア発のボウルブランドです。
半磁器の高密度素材と二度高温焼成による品質は、プロの現場でも評価され、個人ユースから店舗導入まで幅広く支持されています。
クラシック/ファンネル/ハイブリッドという明快なラインアップから、自分の吸い方に合ったモデルを選ぶだけで、再現性の高い味づくりが可能になります。
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当社では、Thor Bowlsをはじめとした海外シーシャ関連製品の正規取扱・導入サポートを行っています。
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