Oblakoとは?(ブランドの素性と実績)

Oblakoは2016年に自社生産を開始したロシアのボウルメーカー。

製造母体は LLC “0 MANUFAKTURA”、所在地は Volgograd

JohnCalliano Show と Hookah Club Show で「Best Bowl」受賞(2019–2022)と公式で明記されています。

公式ストア/メーカー窓口
・公式ストア(Volgograd発の小売ネットワーク):oblako.store(製品ラインと受賞表示あり)
・製造者ページ:oblakobowl.ru(会社情報・受賞・所在地)

ライン別の特徴(何がどう違う?)

Basic(ベーシック)

素焼きに見えるが、ミルク焼成(“молочный обжиг”)で表面に有機コーティングを形成。香り移り(匂い残り)とシロップ染み込みを抑制。S/M/Lの各サイズが定番。

Glaze(グレーズ)

上部に釉薬(グレーズ)を掛け、味の伝達と耐久性を向上色バリエーションは約370色と公式に明記。S/M/L展開。

Mono(モノ)

イタリア技術の着色粘土を使い、一次焼成後に白または黒の釉薬で仕上げるシリーズ。15色の色展開。S/M/L展開。

Stone(ストーン)

内部にリリーフ(段差)と追加穴を設けて過熱を抑え、吸気を改善。ホールド性の高い外面リリーフも特徴。主にPhunnel Sを展開。

Flow(フロー)

“旧来型ファンネルの再設計”。ファンネル穴をキャップ状インサートで覆うことで蜜落ちを抑え、熱・気流を均一化670色の展開をうたう。欧州小売も“Phunnel Modの復活”として解説。

Killer(キラー)

5穴のクラシック(トルコ系)20–22g前後の容量レンジが目安で、長丁場のセッションに強い。

サイズ感(目安)
S:軽量・短時間向け(~10–14g想定)
M:汎用(~18–23g想定)
L:大容量(~25–30g想定)
※容量はモデル差あり。Flow/Killerは20–22g目安の記載が小売各社に確認できます。

素材・製法(味の“伸び”を支える基礎体力)

  • 白土/白陶(white clay/ceramics)ベースの堅牢な素地。香り残りの少なさと耐久性が評価ポイント。
  • ミルク焼成(Basic)釉薬コート(Glaze/Mono)で、熱保持・味の伝達・匂い残り抑制を狙った設計。

HMD(ヒートマネジメント)相性と運用ヒント

  • Flow:キャップ付き構造で蜜落ち抑制熱・気流の均一化→HMD運用と好相性。
  • Glaze/Mono:釉薬で香り移りを軽減、毎日の店舗運用でも回しやすい。
  • Killer(5穴)長時間・濃厚系ブレンドと好相性。フレーバー量が乗るため“腰のある煙”に。

どのボウルを選べばいい?(目的別の推奨)

  • 汎用で失敗しにくいものが欲しいGlaze M:扱いやすく、色も豊富。
  • 蜜落ちや詰まりを極力避けたいFlow(HMD運用前提)。
  • 濃いめ×長時間を狙うKiller:容量・熱保持ともに余裕あり。
  • 香り移りを抑えてローテしたいMono/Glaze(釉薬面)。
  • 熱に弱いフレーバーで繊細にBasic(ミルク焼成でコントロールしやすい)。

スペックの実測・寸法目安(購入前のチェックリスト)

欧州リテールの製品票では、直径約7.5cm/高さ約12cm/容量~20–22g(Flow/Killer系)の記載が一般的。国内ECでもPhunnel M Glazedの同等寸法帯で流通しています。

まとめ:Oblakoが“世界標準”と呼ばれる理由

  1. 2016年創業/Volgograd製造という明確な出自。
  2. 受賞歴(JohnCalliano/Hookah Club Show)で裏付けられた評価。
  3. Basic/Glaze/Mono/Stone/Flow/Killer用途別・質感別の豊富な選択肢
  4. S/M/Lの実用サイズHMD相性で、家庭・店舗双方に導入しやすい。

一言アドバイス:最初の一個なら Glaze M、HMD派や“蜜落ち”が気になるなら Flow、濃いめ長時間なら Killer。これで外しません。

👉 仕入れ・導入相談は Shisha Amigo までお気軽にご相談ください。