はじめに

ロシアは今や世界有数のシーシャ文化大国。

その中でも「HTReviews(htreviews.org)」は、現地ユーザーがリアルタイムでレビューを投稿する最大級のコミュニティサイトです。

本記事では、2025年9月第2週時点で注目度が急上昇しているブランドTOP3を、HTReviewsの一次情報を参照しながら整理。

さらに、Shisha Amigo編集部の視点から日本市場での導入ヒントを解説します。

1) Antagonist(アンタゴニスト) — スパイス路線の新鋭

  • 特徴:軽い燻製感のBurley葉+天然スパイス(Masala/Thyme/Cloveなど)
  • レビュー傾向:評価★5が多数。10フレーバーのシンプル構成で、一気に話題化。

編集部コメント
スパイス系は単体ではマニアックですが、「フルーツ+スパイス」のブレンドで一気に化けるジャンル。

日本市場ではまだ希少なポジションのため、“差別化アイテム”として導入する店舗に強みが出せるでしょう。

2) Dokhaman(ドハマン) — 強度ブースターの異端児

  • 特徴:UAE発DOKHA系の強ニコ葉をロシアでシーシャ用にアレンジ
  • レビュー傾向:ブレンド用途が中心。「強度だけ上げる」目的で常連ユーザーに刺さっている
  • 価格感:ユーザー投稿で「50g=500₽」の言及あり

編集部コメント
単独で吸うには強烈すぎるため、日本市場では“ブースト用”としての活用が現実的。

たとえば「普段はミドル層だけど今日は重めで」というお客様に、フルーツ系へ1割ブレンドするだけで満足度が跳ね上がります。

導入時はスタッフのブレンド教育が必須。

3) Brusko(ブラスコ) — ライト層を惹きつける回転銘柄

  • 特徴:Brusko Medium(茶葉ベース)。Nachosやカプチーノ、シベリアンレモネードなど個性的な味も展開
  • レビュー傾向:今週、新着レビュー欄で露出急増。総レビュー数1,800件超、閲覧数91k以上と圧倒的母数
  • 評価:「軽め」「毎日吸える」といったライト需要にフィット

編集部コメント
学生や女性層に刺さりやすい“回転型ブランド”。

夏~秋の季節需要に合わせ、Brusko Mediumをラインナップに置くと集客効果が高い

また、ライト層を入口にして常連化を狙う導線づくりにも適しています。

トレンド補足|HTReviewsの動き

  • 毎週「Weeklyピック/Интересное」で話題銘柄を更新
  • ブランド・アチーブメント(実績)も随時追加 → BoncheやDogmaなど既存ブランドも再注目
  • 新着レビューが数日連続で続く銘柄=波が継続する“買い時サイン”

運用ヒント(日本市場向け)

  • 強度拡張:Dokhamanで「今日は重めを」の需要を満たす
  • 味幅拡張:Antagonistのスパイスをブレンド要員に
  • ライト回転:Brusko Mediumで若年層・女性層を集客
    👉 新規導入時は「強・中・ライト」の3本柱を意識すると、幅広い層のリピーターを確保できます。

まとめ

今回のTOP3は、Antagonist(スパイス)/Dokhaman(強度ブースター)/Brusko(ライト回転)という三者三様の特徴を持つラインナップでした。

Shisha Amigo編集部としては、日本市場では特に

  • Bruskoのライト路線が集客
  • Antagonistのスパイス路線が差別化
  • Dokhamanの強度ブーストが上級者囲い込み
    に役立つと見ています。

👉 仕入れ・導入のご相談は、ぜひ Shisha Amigo までお気軽にどうぞ。